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「一生を棒にふる」。
それは同時に 「FULL」 ということざます。

ジャンキーをちゃんとやって、自転車でマリ花を買いに行く途中で死んだニコは、生涯ちゃんとニコってた。
ニコのちゃんとにはとてもおよばないけど、朕は朕として 「まあまあ朕ってるかな」 と思う。








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「山の音」 尾野真千子&末井昭





かつて、いろいろなものが切ない感じでいろいろ間違っていて、そのぶんだけいろいろに価値があった。
でももう、ただ間違っているだけになった。ただ間違っていないだけになった。

間違いも正しいも無価値になった。ドッカーン。





ロックの名前


ロックというのは、そもそもの出自がバンド。
バンドだからバンド名がいる。

バンド名はロック・バンドにとって一番大事なものざます。
なぜなら、それがロックの名前ということだから。
「ロックの名前って、これだと思う」 ということだから。

日本のロック・バンドで一番かっこいい名前は 「裸のラリーズ」 ざます。

「裸のラリーズ」 という言葉には他義がない。そしてかっこいい。
つまり、ロックという意味しかない、ということ。

一番かっこいい名前は 「裸のラリーズ」 ざます。


裸のラリーズ






70年代・冷気・その歌 5


「外出ばなれ」 「恋愛ばなれ」 「会話ばなれ」 「会社ばなれ」 「クルマばなれ」 「お酒ばなれ」 ───
いまの若い子たちのいろんな 「ばなれ」 は、ちょっと70年代のシラケに似てる。

そして、70年代のシラケをやさしく包んでいたのは、残酷に包んでいたのは、70年代のこの歌のような冷気だったと思う。




「Fast Train」 AK 柿原朱美 (1998)......。

ふざけ始めたわね、やっぱり。
いつだってそう。あなたはそういう人なの。

.......... これで終わりざます。





70年代・冷気・その歌 4


「外出ばなれ」 「恋愛ばなれ」 「会話ばなれ」 「会社ばなれ」 「クルマばなれ」 「お酒ばなれ」 ───
いまの若い子たちのいろんな 「ばなれ」 は、ちょっと70年代のシラケに似てる。

そして、70年代のシラケをやさしく包んでいたのは、残酷に包んでいたのは、70年代のこの歌のような冷気だったと思う。




「蜃気楼」 萩原健一 (1978)







70年代・冷気・その歌 3


「外出ばなれ」 「恋愛ばなれ」 「会話ばなれ」 「会社ばなれ」 「クルマばなれ」 「お酒ばなれ」 ───
いまの若い子たちのいろんな 「ばなれ」 は、ちょっと70年代のシラケに似てる。

そして、70年代のシラケをやさしく包んでいたのは、残酷に包んでいたのは、70年代のこの歌のような冷気だったと思う。



「太陽の鉛筆」 坪田直子 (1976)






70年代・冷気・その歌 2


「外出ばなれ」 「恋愛ばなれ」 「会話ばなれ」 「会社ばなれ」 「クルマばなれ」 「お酒ばなれ」 ───
いまの若い子たちのいろんな 「ばなれ」 は、ちょっと70年代のシラケに似てる。

そして、70年代のシラケをやさしく包んでいたのは、残酷に包んでいたのは、70年代のこの歌のような冷気だったと思う。




「都会」 大貫妙子 (1977)


「その日暮らしはやめて うちへ帰ろう いっしょに」
あまりにも空疎なことば。
その空疎を誰よりも切なくかみしめていたのは歌っていた本人でありましょう。





70年代・冷気・その歌 1


「外出ばなれ」 「恋愛ばなれ」 「会話ばなれ」 「会社ばなれ」 「クルマばなれ」 「お酒ばなれ」 ───
いまの若い子たちのいろんな 「ばなれ」 は、ちょっと70年代のシラケに似てる。

そして、70年代のシラケをやさしく包んでいたのは、残酷に包んでいたのは、70年代のこの歌のような冷気だったと思う。




「冬の地下道」 佐井好子 (1975)





短波




「Of Rivers and Religion」 ジョン・フェイヒイ (1972)

美しい。なぜなら死だから。

ボリュームをしぼりたまへ。
聞こえるか聞こえないかくらいの音量で、聞こえないように聞くべきざます。
短波のように。遠くから聞こえるラジオのように。

世界がのろま&能なしでいっぱいになればいいと思う。
君だってのろまになれる。能なしにだっていつかなれるさ。
あきらめるな。



「The Transfiguration of Blind Joe Death」 ジョン・フェイヒイ (1965)



ニッチ


・その1

朕は過去2回 「読者をコンサートにご招待」 に当たったことがある。

1回目は、「いとしのエリー」 発表直後のサザンの栃木県宇都宮市公演。
栃木市の高校生なのに 「ぴあ」 を読んでて当たった。
誰も応募しなかったんだと思う。

2回目は、まだ売れる前のハードコア・レゲエだったアスワドの来日公演。at 渋谷公会堂。たぶん初来日公演。
大学生のとき 「ロッキン・オン」 で当たった。
誰も応募しなかったんだと思う。

ニッチだなあ。

いとしのエリー

アスワド


・その2

大学の夏休みの帰省中。
メジャー・デビュー直後のザ・スターリンがなぜか家の近所の栃木市民ホールに来た。

スターリンがやって来る。ブタ! ブタ! ブタ!
観客10人くらい。
遠藤 “ブタの内臓” ミチロウは魚を1匹だけ投げていた。
100人なら10匹だったのかもしれない。

途中、ケーブルかなんかのトラブルがあって、間が持たなくなったらしく、福島なまりで 「コードでマスかくなよ」 と言っていた。

ニッチだなあ。

スターリン





「彼女のサソリ」


あした死んでもいい。
その歌。






「風に吹かれても」 欅坂46


朕はアイドルにまったく興味がないぶん、次々とアイドルの新しいアングルをプレゼンしてくる欅坂46が好きざます。グループの基本トーンが 「クール&ダウナー」 という設定もハードルが下がる理由。

「不協和音」 は、「あしたのジョー」 や 「デビルマン」 の主題歌みたいで笑うけど、「あしたのジョー」 や 「デビルマン」 の主題歌みたいにちゃんとカッコイイ。




「月曜日の朝、スカートを切られた」 は、スカート切りに象徴される “否定されてるからいないことになっている存在” を無理やり公の場に引きずり出してきた暴力性 (!) が新しかった。 “存在” はスカート切られたちが別の暴力に怒ってるあいだにまた逃げちゃったけど。

で、新曲 「風に吹かれても」 は、70's ディスコ・ソウル。それもウルフルズのあれとはちがって、洋楽育ちにはちょっとうれしい通好みなフレイバー。「二人セゾン」 に続く佳曲ざます。








退廃


早川義夫、村八分のチャーボー、陽水、キヨシローの共通点。
それは退廃が歌えるということ。

退廃とは、いじわる・悪ふざけ・イヤミ ・逃避だから、スタンスはプロテストも含めたマジメの敵ざます。

“退廃が歌える” は、おおむねいい人しかいない日本のデリケートなロック&フォーク・シーンでは極めてまれ (←イヤミ)。
ゆえに、朕は4人とも大好きざます。








〈追記〉
遠藤ミチロウ・大槻ケンヂ・その他は、フォロワーだから省略。
ただし、坂本慎太郎は日本初の退廃専門 (!) ということで別格ざます。









あ。こいつもいたな。








ヘイト式





この世界的なヒット・ナンバーは 「憎しみと拒絶」 しか歌ってない。

特定の対象にむけた 「憎しみと拒絶のことば」 はヘイト・スピーチと呼ばれますが、この歌はすべて&自分に対する 「憎しみと拒絶のことば」 なので、キング・オブ・ヘイト・スピーチざます。
ふつうウケないヘイト・スピーチが、それもキング・オブ・ヘイト・スピーチがなぜヒットしたのか。

それは、カート・コバーンの 「センス(才能)」 のポテンシャルが、カート・コバーンの 「憎しみと拒絶」 のポテンシャルをはるかに凌駕していたからざます。

いや。ちがうな........

カート・コバーンの圧倒的な 「センス(才能)」 は、ヘイト・スピーチの中でしか発揮されないものだったからざます。





「It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing ) 」


朕は、なにかをやったり言ったりするんだったら、できるだけおもしろくプレゼンしたいしおもしろく言いたいの。
サニーサイド、ダークサイド、角度はいろいろだけど、とにかくおもしろくしたいの。

“しなをつくる” ことにしか興味がない。
ものごころついた頃からそういう朕ざます。





〈付記〉
で、「チャームアップだよ、ヒューマンは」 というお気楽なスローガンを付記しようとしてたら、おそろしいことに気づいて 「うあ」 と思った。
ユキオはただただそういうことが言いたくて、ハラキリ (というスウィング) をしたのかもしれない(!)






「どこもかしこも駐車場」 森山直太朗


どこもかしこも駐車場。だからこそ、もう車なんか来ない。

歴史とか労働とか、そういうレベルでのミーニングのロスト。
「ヒューマン」 のロスト。
その歌。







「悲鳴なんかあげない」


切られた人たちが怒ってる。
切ったやつらはあいかわらず黙ってる。

怒ってる。黙ってる。

で、朕は、「わたしは悲鳴なんかあげない」 は、切ったやつらにちょっとだけ接近していってる、と思ってる。






「さよならを教えて」 フランソワーズ・アルディ


毎日、「動物の人権」 について考えているのでくたびれる。
全世界でただひとり朕だけが考えているので、全世界ぶんくたびれる。
そういう朕のくたびれのことなんか全然知らないくせに、かんたんに人権とか平等を訴えるアニマルズの真空管のようなスピリッツに思いをはせると、荒野のくたびれる。

だから、フレンチ。イエイエ。



「さよならを教えて」 の作詞は、ゴッドファーザー、セルジュ・ゲーンズブール。
そして、アルディ・ファンのユーミンによる石川ひとみ 「まちぶせ」 の原典ざます。

人格的に問題のある者への福音という意義を越えて、オカマの達観に激しく揺さぶりをかける内容でもあるので、ジミー・ソマーヴィル (ex ブロンスキ・ビート、コミュナーズ) 版もあり。





新宿


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・怖い.....。 死んだ猫のまわりをぐるぐるまわる七面鳥
http://grapee.jp/302988
七面鳥が群れをなして木の周りをぐるぐるまわる映像は、YouTubeにいくつも投稿されています。
まわるのは元々の習性。たまたま、数が多く、まわる対象が猫のなきがらであった…という説が有力でしょうか。
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単なるナチュラルな習性だとしても、まわってるだけマシざます。

朕が上京して暮らしていた80年代の新宿はもっともっとナチュラルだった。
西口の階段の途中で、心臓病の発作かなんかで倒れて死んじゃったっぽいおじさん (顔面パープル) とかを、平然と放置したまま一般ピープルが直線的に行き来していた。
「これか。これが例の東京か.....はは.....」 と思ったし。

コンプライアンス&ポリティカル・コレクトな現在の窮屈さを思えば、あのころの新宿は今よりずっとのおおらかだったんだよなぁ、あははは......とも思う。

(おまけ)
暗黒大陸じゃがたら 「タンゴ」 (オリジナル・タイトルは「ラスト・タンゴ・イン・JUKU」)。
ちょうどその頃、朕が出会ったこの歌は、そういう新宿の肌ざわりそのものだった。








「からっ風野郎」 三島由紀夫


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きのふの風 けふの風
恋の風 金の風
夢も涙も 吹きとばし
人でなしでも 人の子さ
からっ風野郎 あすも知れぬ命

ムショの風 シャバの風
恋の風 金の風
情けしらずの ワナをかけ
惚れはされるが 惚れはせぬ
からっ風野郎 あすも知れぬ命

ハジキの風 ドスの風
恋の風 金の風
独り笑ひの 口もとを
すぎる殺気の うそ寒さ
からっ風野郎 あすも知れぬ命
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作曲&ギター・深沢七郎/作詞・三島由紀夫。
半世紀前の 「ハラキリ」 経由で、なんかトランプのブルースのようざます。

ネガティブなテーマをアピールしてはならない、という無理強いがすぎた、ということはあると思う。全世界規模で。長らく。

なので。
死・悪・憎しみ・あきらめ などを歌ってもいい、という 《自由》 のために、世界規模 で 《不平等や悲劇》 が発生している ── と言ってみる。




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「My Funny Valentine」 チェット・ベイカー




朕の知るかぎりこの世で最も美しい歌声。

そして、この声は、わたしたちのいる場所をいっさい見ていない。
わたしたちの歓びや悲しみや憎しみには一瞥さえも与えてくれない。

だから、「ライフ・イズ・ビューティフル」 などと乱暴な原理主義を吹聴して、世界の全貌を改竄してはならないのだと思う。






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ジョン・フェイヒイの美しい死

アメリカン・プリミティブ・ミュージックの異端派ジョン・フェイヒイ John Fahey (1939 – 2001)。

カントリーブルース、ブルーグラス、ディープサウス.........陥没してゆくアメリカの原風景たち。
シド・バレットやチェット・ベイカーの歌声の “甘美” に似ている。そして、それは “死” の異名です。
美しい。

まもなくトランプのアメリカざます。

◆ Of Rivers and Religion / John Fahey (1972)



◆ The Transfiguration of Blind Joe Death / John Fahey (1965)





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「ぶらり信兵衛 道場破り」 ボニージャックス


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信兵衛さんの長屋は十六間
鶴と二人でぶーらぶら
向こう三軒両隣 サテ
こふねちゃんだよ 左褄

重助じいさん 夜鳴き蕎麦
おぶんは十八 孫娘
十手片手に以三は子守で
駕籠は金太と銀太でね

平七 おあきに 首ったけ
乙吉 おまさは 子だくさん
酒は源次と勇次でね チョイト
おきみちゃん アラいらっしゃい
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パーフェクトな白痴ワールド。

もうすぐお正月。
三が日には一日一回ずつ口ずさみたい。




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2016FNS歌謡祭 鬼束ちひろ 「月光」


FNS歌謡祭、お夕飯を食べながら見るともなく見てた。
ちょうど、ナチスっぽくない軍服を着た欅坂46 (!) の出番で、凛とした歌と抑圧的で硬質なチーム・ダンスがとてもよかった。

終盤に鬼束ちひろが出たことは知らなかった。お風呂にはいったり 「水曜日のダウンタウン」 見たりしてたから。

しかし、ボロボロだな、鬼束ちひろ。
https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B32016?src=hash

2016FNS歌謡祭1 鬼束ちひろ 「月光」

2016FNS歌謡祭 鬼束ちひろ 「月光」

堂々の衰弱。まるで廃品のようだ。
これをお茶の間で見てた人たちはどう思ったんだろう........

もちろん、朕はまったくもってOK。
いよいよじゃないか。真人間は墜落からが本番ざます。
鬼束ちひろ、それで 「いいんだぜ」。
「いいんだぜ」 は中島らもの持ち歌だぜ。



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「Dream on」 鬼束ちひろ




なるほろ。
まったく思いつかなかったけど、エアロスミス 「Dream on」 はこの人にドンピシャざます。
朕としたことが、うかつだった。

そして、やっぱりこの人はいい。

まず最初に、人間としてちゃんと壊れている(!)
だから歌なんか壊してしまう。
でも、「歌なんか壊してしまう。それでもまだ歌でありえている」 という背理は、歌手になるべくして生まれた正統な歌手にしか表出できない。

だから、いい歌手というのは、歌なんか壊してしまう壊れない歌手ざます。

そういうことは、ライブハウスなんかによくいる壊れた歌手にはできない。つーか、そんなのもともと歌手じゃない。ただのちゃんと壊れてる真人間ざます。

(人間としてちゃんと壊れている、というのは、複製できないようにちゃんと壊れている、ということざます)







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「追憶」 石原 將光 (2013)




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数々のジャンルで趣味の枠を越えた実績を残す石原氏。
※ GTラリー元日本チャンピオン (60歳代後半に実現)
70歳を超えた一人の男性が紡ぐ、遠き日を思う恋心や男心の慕情
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とのこと。
ワーナーミュージックジャパン・ダイレクトより堂々のリリースざます。

なるほどなっとく。お人柄のにじみ出る静謐な佳曲。
だのに。
だのに何故か、ある種の不謹慎を噛み殺さなければ拝聴できない。


〈おまけ1〉

LIFE OF ONE MAN6

写真は、2016年最新作 「LIFE OF ONE MAN 6」 (もちろん1から5もある)。
富士、ポルシェみたいなの、そして モボっぽいTHE ONE MAN。
初夢のようざます。


〈おまけ2〉



「ちょっと嫌いです」 石原將光
こちらも必聴です。



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オブスキュア

朕は外道。
ものの考え方がいびつだし、卑屈だし、いのち根性も汚ねー。
でもね。それが朕のすべてじゃないのよ。

気品あふれる朕、チョー趣味のいい朕、ハイ・ブローすぎる朕だっているの。
本日は、そういうハイ・ブローな朕が好きな、気品あふれる高級ミュージックを紹介します。

耳の穴かっぽじって聴きさられせ、ボーフラ野郎。

            *

◆ 「ALL DAY」 ジャン・ステール(レ?) 1976年
ブライアン・イーノがつくったオブスキュア・レーベルの5枚目、Jan Steele 盤の1曲目。
オブスキュアの Jan Steele は、ジョン・ケージ(B面)とのカップリングで、全3曲。

大学の1年生くらいだから、まだ18・19の頃。朕はこの曲がとても好きだった。
ぼんやりした記憶をたよって、思い出したときに探していたけれど、ずっと見つからなかった。



オブスキュアは、イーノが70年代後半に作った現代音楽、実験的な音楽のレーベル。シリーズ全10枚で、のちに世界的にヒットしたペンギン・カフェ・オーケストラを最初に紹介したレーベルでもある。
その後のアンビエント・レーベル (イーノがつくった環境音楽のシリーズ) とはちょっと傾向がちがうけど、アンビエントの前身といえば前身。

◆ 「Jesus' Blood Never Failed Me Yet 」 ギャヴィン・ブライヤーズ 1975年
オブスキュア・レーベルの1枚目、ギャヴィン・ブライヤーズ盤。



この曲から20年くらい後、何かに開眼したトム・ウェイツが、「ソードフィッシュ・トロンボーン」に始まるバカ3部作の制作を開始。
最終的にこの1曲と似たような境地にいたる。

レイン・ドッグス

◆ 「Jesus Blood Never Failed Me Yet 」 ギャヴィン・ブライヤーズ feat. トム・ウェイツ 
つーか、いっしょにやってたよ。
2003年のリリースだから、オブスキュア盤から30年後ざます。



トム・ウェイツ、バカすぎる........




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「HOUSE・愛のテーマ」  Godiego



“今日からこの家に嫁いできませんか。ふたり暮らしましょう....”

この歌のシングル・レコードを持ってた。
2000円くらいしかおこづかいがなかったのに、コレを買ってた高校生・朕をほめてやりたい。

「HOUSE ハウス」(1977)
監督:大林宣彦 音楽:Godiego

「HOUSE」は、邦画史上唯一の正統な コミカル・アシッド・ホラー。
だから、アングラじゃない。
(つまり、石井輝男みたいなロー・ファイのあとづけ評価とか、堤幸彦「トリック」みたいな自己言及じゃない、ということ)

大林宣彦「HOUSE」のプロフェッショナルの後継にあたるのは、ティム・バートンかもしれない。



本当は、この素晴らしい「メイン・テーマ」の方をプッシュするべきなんだけど、朕はあまのじゃくだからね。うふふ。



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「できれば愛を」 坂本慎太郎

ゼロ~ン・レコード(zelone records)よりのニュー・ソング。
いよいよ、神がかりの様相ざます。

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むねにぽっかりとあいた あなぼこみてください
はずかしいでしょう あわれでしょう
やってください

そこにすっぽりとはまる なにかいれてください
はずかしいでしょう でもできるでしょう
やってください

なんでもいいけれど できればあいをこめて
なんでもいいけれど すこしはあいをこめて
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なんでもいいよね。
反戦でも、人権でも、愛でも、知性でも、貯蓄でも、餓死でも。

恥かしいね。でも、やってもらおうね。


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いいじゃないの、幸せならば

「ぜんぜんやる気がない」ということは
ヒューマンとして非常にミゼラブルなことだけど
「やる気のあるゾーンで、ろくなことが起きてない」
ということをかんがみれば
そんなに恥ずかしいことじゃないんじゃないかな.......
という、さびしいセオリー。

その歌。





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X のJAPAN

最終的には、「ブリキの太鼓」なんかで
ワールド・ミュージックなビート(公共なビート(!)) へ逃げられちゃったけど



「きのうラジオで聴いた!」みたいなディスコ・ビートと暗闘してたファースト・アルバムの方が
ワールド・ミュージックよりはるかに “ローカル” なミュージックだったし
学校の上履きみたいなシューズを履いてたあなたたちが好きでした。





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かもめ児童合唱団

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◆ 「私の世界」 かもめ児童合唱団



世界中の敵に降参さ 戦う意志はない
世界中の人の幸せを 祈ります

世界の誰の邪魔もしません 静かにしてます
世界の中の小さな場所だけ あればいい

おかしいですか? 人はそれぞれ違うでしょ?
でしょでしょ?

だからお願いかかわらないで そっとしといてくださいな
だからお願いかかわらないで 私のことはほっといて
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「ドラマはいまいちだったけど、あの歌はよかったな」と思っていたら、「ロボットになれる」 も、かもめ児童合唱団だった。
もはや “そういう児童合唱団” ざます。


◆ 「あなたもロボットになれる」 かもめ児童合唱団





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「Walk on By」 ローラ・ニーロ



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通りを歩いているわたしを見たら
出会うたびに崩れ落ちるわたしを見たら 
スルーしてほしい

わたしの存在を頭から打ち消してほしい

わたしの存在を頭から打ち消してほしいわたしの存在を頭から打ち消してほしいわたしの存在を頭から打ち消してほしいわたしの存在を頭から打ち消してほしい.........

わたしの存在を 全くないものとしろ!
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何回も聞いてきたこのスタンダードが、バート・バカラックの作品であることを今日はじめて知った。
で、これは朕の好きな「ローラ・ニーロ版のライブ版」ですが、バカラックもここまで深刻な事態になるとは思っていなかっただろう。
ほとんど町田町蔵ざます。

(おまけ、というか本論)
昨日のラジオで宮台真司が、失恋して死ぬヤングがいなくなったことを嘆いていた。
朕は何回も死にそうになったので同感ざます。

ジャミラのようにグズグズに崩れ去って満足に歩けなくなったりした。
失恋。部分的な自己否定からの全自己否定という熟成。そして自殺。それが人間の基本だ。早急にとり戻すべきざます。

そのためには、鬼塚ちひろや大森靖子などの歌を福祉政策として厚労省が無料配信するべきざます。
(鬼塚ちひろや大森靖子などは社会福祉として歌うので、当然、公務員になる)



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「ワイルド・マン・フィッシャーとの楽しい夕べ」



・ワイルド・マン・フィッシャー
16才の時、母親をナイフで襲い精神疾患と診断され強制入院。退院後は、ホームレス同然の生活をしながら路上で歌う事で生計を立てていたところをザッパに見いだされた。
独特の破壊力のある歌唱とザッパのサウンド・プロダクションによるアウトサイダー・ミュージックの傑作。遂にリイシュー!(2016/3/25)
曲目「歌の押し売り」「もうシャイじゃない」「この道歩いて85回」「服を脱いだら俺を思い出せ」「ザ・ロケット・ロック」「おれは正常」.......

               *

そうですか。たいへんですね。
たいへんそうだ.......

(付記)
国民ソング「おどるポンポコリン」をこのバカに歌わせて、「クール・ジャパン」の真髄のなんたるかを毛唐どもに思い知らせてやればいいズラ。



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「ドックンドール」 ゆらゆら帝国

どっかの兵士や戦士などにドーターを殺されたりしたら、朕の場合はすぐ捕まって死刑だと思う。
最低でも6人は殺すから。

朕は隊とか社に入らなかった。隊とか社の員になりたくなかったから。
そういう理由で、まず朕1に対して員2をやる。
そして、ドーターはそんな朕よりもっともっときれいなバカだから、ドーター1に対して員4をやる。



朕は自動車がきらいだった。
しかし、おとうさんにすすめられて運転免許をとった。
でも、結局その後1回も運転していない。
これからもしない。
しない歩き方しかしないし、しないエリアでしか生きない。

だから、すべての自動車は朕を轢かないように気をつけてほしい。
お詫びとかお見舞いとかではすまさないから。




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ロック原論2

ロックのプロパガンダは、ずーっと「解放」なんだけど、でも、ロックの美意識はあきらかに「抑圧」ざます。

ジョン・レノン、ミック・ジャガー、ボブ・ディラン、ルー・リード、ボウイ、etc. etc.──
まともなロック・シンガーの SINGIN ' を支配しているのは、必ず 「抑さえつける」「圧殺する」 というトーンざます。

ロック誕生からすでに半世紀。
だのに、誰も 「ロックという自己否定」 について告白しないし、指摘もしない。

汚ねーぞ、テメーら。
だったら朕がハッキリ言ってやるよ!

──と思ったけど、あんまりみんなに嫌われたくないから、やっぱり言わないよ。うふふふ。
そのかわり、毎度おなじみのヘヴィ・チューンを貼っておくからね。



《おまけ》
・「ロック原論1」
http://balladchingworld.blog.fc2.com/blog-entry-385.html




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おしとつんぼ

プリンスのアルバムで一番病的なのは「パレード」。次点が「サイン・オブ・ザ・タイムズ」。
で、「パレード」は、ローラ・ニーロの「ニューヨーク・テンダベリー」、そしてシド・バレットの「バレット」に似てる。

全曲が密室で歌われる歌。
囁くように、叫ぶように、しかしあきらかに「なにかを押し殺して歌われる歌」。
そういう「歌わないための歌」を歌おうとした人はあんまりいない。

「パレード」は売れた。そして最も強烈な抑圧を秘めた異様なナンバー「KISS」は大ヒットした(!)

え? 「KISS」の歌詞はそういう内容じゃない?
小学生か!











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めくら

・月9ドラマ「ラヴソング」視聴率低迷の本当の理由
http://dorama9.com/2016/04/19/post-258/

ラヴソング

視聴率?
ははは。なに言ってんの、お前。
藤原さくらはシンガ-ざます。シンガ-はそもそも視聴率などとはなんの関係もない。
今夜なんか、正味40分くらいの放映時間のうち20分近くが、藤原さくらの歌ざます。

「最も見るべきものは何か」ということをちゃんと教えてくれて、ちゃ~ん見せてくれる。
それがテレビの王道。
だからは「ラヴソング」はいいテレビ。

ターゲットが不明?
はははははははは。
ターゲットは藤原さくらの声が聴きたい人に決まってるじゃん。

だからさ。
「ラヴソング」にまつわる最大のプロブレムは、お前がお前だってことだよ。
えんえんと映し出されることによって明白に指し示されている「最も見るべきもの」。
それが見えないめくらなんだよ、お前は。

え? 「ドラマ」って書いてある? 
小学生か! 
そして、見えるのか、お前!









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プリンス

LOVESEXY.jpg

比較することじゃないけど、ボウイのときとくらべて朕のフェイスブックに流れてくるコメントの圧倒的な少なさがお見事。
さすがはプリンスざます。うふふ。

全員が、ぼんやりと確信(!)しているとおり、病的であること=プリンス。
ゆえにプリンスの最盛期とは最も病的な時期だった。

で、最終的にはエホバの証人。ワン・モア・レッド・ナイトメア。そして死。
http://happism.cyzowoman.com/2012/09/post_1249.html
後期ボウイのような “公人” にはなれなかったし、ならねばという “抑圧” とも一貫して無縁だった感じ。

海外はともかく、日本人は「なんか良い人とは言い切れない......」という場合、どういう風にあつかったらいいのかわかんないんだろうなあ。

「この世」にもいたけど「この世の埒外」にもずーっといた。
だから、生きていても死んでいてもあんまり変わんない。
プリンスはそういうタイプ。

朕はプリンスが好きざます。







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小山卓治

小山卓治。
知っとるけ?

素晴らしいんだけど地味すぎたから、もはや誰も知らない小山卓治。
スタンダード・ゾーンで勝負してたぶん、「スタンダードという地味+個性としての地味」という二重苦になっちゃって、もはや誰も知らない小山卓治。



佐野元春とは根本的にちがう。ポップスをやろうとしていない。
PANTAともちがう。重力につぶされすぎている。過激派には軽さが必要だ。
浜省や尾崎にはもちろんなれない。

小山卓治のダウナーな世界は、ちばてつやが昔よく描いてたさびしい漫画に似ていると思う。

ちばてつや短編集




朕は「ひまわり」が一番好き。








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「ペニーレインでバーボン」 よしだたくろう



発禁ソング。「つんぼ桟敷」がダメなんだって。

中学生・朕がおこづかいで買ったLP。その1曲目。
1曲目が「ペニーレインでバーボン」であることが一番大事な傑作だった。
でも発禁。CDアルバムもない。

くだらない世の中ざます。


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「パーティシペイション」 モップス

かったるいから話のマクラなんか素っ飛ばすし、なんの説明もしないけど、「ワイルド7」ってモップスだよなあ。

ワイルド7-5
ワイルド7-4
ワイルド7-6
ワイルド7-1

で、もっと説明しないけど、創生期のモップスって日本で一番イケてたわけ。
聴いてみ。
1970年。異常値といっていいくらいのクールネス。
イギー&ザ・ストゥージズばりのオリジナル・パンクだよ。



「ワイルド7」の話なんだから、こういう感じでいいだろーよ。ハハハ。

* 英語詩曲「パーティシペイション」を日本語詩(翻訳ではない)で歌いなおしたものが、のちの「迷子列車」らしい.。


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結局、ただただ達者な人だった、みたいな

宇宙人とかジャーマン・ロックとか侘びさびとかの物真似もしてた、あの人による歌ものまね。
曲は持ち歌 「Absolute Beginners」。



1 スプリングスティーン
2 ボブ・ディラン? (パティ・スミス? まさかの志村けん?)
3 トム・ウェイツ
4 ルー・リード (朕は一番ウケた)
5 ??? (ボウイが初期のボウイをやってる?)
6 イギー・ポップ
7 ニール・ヤング

アガるか、萎(しぼ)むかは、貴方しだいざます。うふふ。


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「粉」 HARRY

・「粉」 HARRY



粉をよこしな キシむ隙間に 金切り声の女にわけてやれ
粉をよこしな 極上のニガみ 鈍い闇 光るくちばし

           *
また見つかった。
何が?
はは。 「永遠 」じゃないよ。
「まがまがしく、ののしる歌」 これでやっと3曲目ざます。

・まがまがしく、ののしる歌
http://balladchingworld.blog.fc2.com/blog-entry-50.html

           *

ああ、そうだ。村八分があったね......
じゃあ、チャー坊の 「あっ!」 もいれて、4曲目か。
はは。どうでもいいね。ははは。

・「あっ!」 村八分



俺のこと わかるやつ いるけ?
わかるやつ いるけ? 俺のこと
耳をすまして よく聞きな 
俺のこと よくおぼえな

俺はかたわ かたわもの
心のみにくい かたわもの

そうさ すべて 俺のせいさ
わかっているぜ 俺のこと
耳をすまして よく聞きな
俺のこと よくおぼえな

俺はめくら めくらもの
すべての見える めくらもの


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「ノスタルジックJ-pop」 大森靖子

今年の終わりは、今年のはじめ頃に聴いて、結局、一年中好きだったこのナンバー。



「一分間」 コクシネル



野方攝という女性と野方攝という歌声がこの世に存在したということは、ある種の奇跡だと思う。
世界にひとつだけの花は、もともと特別なオンリー・ワンなのさ。SMAPとは正反対の意味で。

朕の中では、この前読んだ姫野カオルコの「ツイラク」のヒロイン・準子にちょっと重なる。ふたりともに、痛ましいけれど、だからこそ美しい刺青のようなアザなのだった。





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「チェルシー・ガール」  ニコ



アルコール・ランプのような声。
きれいなニコ。

冬ざます。

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「パワー・イン・ザ・ダークネス」   トム・ロビンソン・バンド



ハイスクールに通っていた頃、朕はパンクかぶれの腐ったジョニーだった。

ピストルズとストラングラーズ以外は全部ブタだったけど、トム・ロビンソン・バンドは、まあ、特別に好きになってやった。シングル「2-4-6-8」をラジオかなんかで聞いて気に入って、ファースト・アルバムを買ったらイケてる曲ばっかだったから。
なかでもこのラスト・ナンバーが最高にクールだった。

歌詞の意味なんかどうでもよかったし、トムがゲイだとかなんだとかも関係なかった。
カッコイイから好き。
その考え方は半世紀以上を生きた今でもかわらない。

だから、ダサイのは認めない。
ゲイがやってても、黒人がやってても、スミダーがやってても、シングルマザーがやってても、障害者がやってても、被災者がやってても、ISがやってても。
今後とも方針をかえるつもりはない。バカになりたくないから。


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「シカゴバウンド」 憂歌団 

朕は、ずいぶんちいさい時に、この世の実相らしき光景を見た(写真参照)。

セミ人間の最後

そして、ティーンエイジャーになってもう一度、この世の真相と思われる言葉に出会った。

“ 仕事をやって、カネをためて、ピストル買うんだ ”

そういうものに早めに出会っておいてよかった。
ラッキーだったと思う。




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「ス-パースター」 ソニック・ユース



ザ・ポリスの「見つめていたい」はストーカーの気狂いソングなのに、カーペンターズの「ス-パースター」は頭のおかしいグルーピーの歌ざます。

文法がメチャクチャなだけで、インフォメーションはメチャクチャではない。その証拠に「ス-パースター」には以下の原曲あり。

・「GROUPIE」 DELANEY & BONNIE
https://www.youtube.com/watch?v=5G0UWRKtOA0

ソニック・ユースが「ス-パースター」のそういう気狂いっぷりを理解していたかどうかはわかんないけど、このカバーがポップス史上の大名曲の素顔をキチンと表出していることは確かざます。

70s グルーピー

* 写真は70年代のグルーピー




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2018-04

プロフィール

 

朕

Author:朕
オーチン・ハラショー。朕ざます。
朕は、麻呂や主のようなものざます。
東京都在住。朕&ドーター&ボーイ。3人暮らしの朕ざます。

 

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