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叔母さまの侍のテーマ


ハイティーンの頃、以前にテレビで観て圧倒された 「七人の侍」 のリバイバル・ロードショーというのがあった。
「月刊ロードショー」 かなんかで、その情報を知って 「へぇ、そうなんだ.....」 と思っていたある日、レコード屋でリバイバル記念のシングル盤を見つけ、ジャケットのクールネスに打たれて買ってしまった。

七人の侍 主題歌

テレビで観たときに印象に残っっていた無骨で大陸的なテーマ曲(インスト)だと思って買ったのに、聴いてみたらテーマ曲に詞をつけた 「主題歌」 だった。
なんて言うか、志村喬が 「叔母さま」 になって歌ってるみたいなストレンジなテイスト。

ものすごくがっかりした。
だから無理やり好きになろうとした。



Performed by 山口淑子。
「作詞補・クロサワ」 というクレジットもあり。




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全員老人

・「アウトレイジ 最終章」 来年公開
https://www.buzzfeed.com/takumiharimaya/outrege-last?utm_term=.bimeyZ1Vo#.peY89Mgae


「アウトレイジ」 シリーズとは何かと言えば、それはたぶん塩見三省ざます。

塩見三省

(塩見三省。成田三樹夫がダンプにひかれたわけではない......)

で、「アウトレイジ」 は塩見三省の映画、というサブ・テーマとは別に、メイン・テーマとして 「アウトレイジ」 とは何かと言えば、それは高齢出産で流産しそうな 「仁義なき戦い」 ざます。

「アウトレイジ」 は、たぶん、引きこもり系暴力路線(!)に飽きたたけしが、「仁義なき戦い」 をやる、ということを思いついて始めたものだと思う。
でも、その一番カンタンな正解(!)をようやく思いついたとき、たけしはすでに老人になっていた。
そういうことだと思う。

主人公が老人。ゆえに全員老人。基本的に老人。
だから 「アウトレイジ」 シリーズとは、「その後の、その後の、その後の仁義なき戦い」 ざます。

その後の仁義なき戦い




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ガーターベルトがいっぱい

『キャバレー』1972年。
『ベルリン』(ルー・リード)1973年。
『愛の嵐』1973年。
『ロッキー・ホラー・ショー』1975年。

なんで一時期に「不謹慎」が大量発生したんだろう。
もしかしたらトレンドだったのかもしれない......

ちなみに、『地獄に堕ちた勇者ども』が1969年で、『ナチ女秘密警察 SEX親衛隊(サロン・キティ)』が1976年ざます。

地獄に堕ちた勇者ども2

ベニスに死す

ベニスに死す2

サロンキティ

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化身

絵に描いたような不謹慎。
さすが歌舞音曲の化身。
ボブ・フォッシー万歳!





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こういう人が最低でも1人いないとたぶんイヤな世の中になる②

・黒沢清 「CURE」 論
http://hyosho-media.com/xett/vol_3/cri_2.php

「他者をマインドコントロールすることで、猟奇殺人を引き起こす間宮は、記憶障害を持ち、謎の話術でもって周囲を間接的に殺人者に変え(中略)さらなる怪物を生みだす。
記憶の保持とは、自己アイデンティティーの維持である。間宮は近代的自己同一性を喪失したポストモダン的人間であり、対話者との近代的コミュニケーションの不能は、ある種の「暴力」を行使していると言ってよいだろう。記憶しないこと、徹底的な空虚さで埋め尽くすことは、近代的理性にとって、恐ろしい「動物」的な主体による蜂起のようなものだ」



相手のすべての発言に対して、「なんで?」「どうして?」的なことばしか返さない。

「ん? アータ、誰ざます?」
「なんで?」
「シェー! アータ、いったい誰なの!?」
「誰が?」
「シェー! なにしてるんざます? なんでここにいるんざます!? 」
「どこに?」
「シェー! ここは朕の家ざます!!」
「どうして?」
「シェーーーー!」

そういう人がときどき出現したら、世の中はその都度、ちょっとだけヘルシーになるんじゃないの? くすくすくす。
そういう “CURE”。




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「思春の森」

思春の森1

この映画、ずいぶん前に発禁になったみたいだけど、朕は観たよ。
15歳頃だから、観てるやつと出てるやつがあんまりかわんないんだけど。
栃木市の映画館。お客さん数人だったと思う。

「月刊ロードショー」でスチール写真見てたから。ちょっとマズい感じなのはわかってたけど、実際に観て一番アブなかったのは音楽だった。
ひとことで言えば「ナウシカ」のアレ的なやつ。

♪ ラン・ランララ・ラン・ラン・ラン
いまやすっかり電波のテーマだ......

あの時の同時上映、たしかピーター・フォンダの絶望映画「ダーティ・ハンター」だったと思う ........

思春の森2

ダーティ・ハンター




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最低かリリカルか 「追悼のざわめき」 

追悼のざわめき

松井良彦は、「追悼のざわめき」の前に、「豚鶏心中」というキョーレツなのがあった。朕はそのカルト中のカルトに詩情をみてしまいました。1982年法政大学学館ホール。「闇のカーニバル」と2本立てだった。

豚鶏心中

それからずいぶんと時を経たあるとき(1997年頃)、朕は松井良彦監督と同席・対話する機会があり、いろいろな話を聞いた。その時は「追悼のざわめきはDVD化しない」と言ってたけど.......

「追悼のざわめき」 1988
監督::松井良彦



朕は初見でした。
「豚鶏心中」よりはるかにちゃんとした映画。というか、こういう愚行系としては出色の出来。
(しかし、すんごいな。ようつべは)



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ジャンキーのいる風景 「さらば愛しき大地」

マンションなんかなかった。

木造。せいぜい2階建て。
全員が地面に近かった。右か左にいた。

だから、すべてが日常だった。ただの風景だった。

さらば愛しき大地


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全滅する青春 「ブルックリン最終出口」

おかまが虐待され、ズベ公が100人くらいのあんちゃんに輪姦され、精悍な労働組合のリーダーが、両生類みたいなヌメヌメしたアイデンティティを恥ずかしくカミングアウトしたすえ、ボコボコにされて泣き濡れる映画。

これは全滅する「アメリカン・グラフィティ」ざます。
絶品。

ブルックリン最終出口



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退嬰映画 「ラ・ジュテ」

「ラ・ジュテ」は、テリー・ギリアム「12モンキーズ」の原典ざます。
映画の肝である「モーション」をあえて排し、「ストップ・モーション」でわざわざ紙芝居にした背理主義映画。約30分という尺も超クール。

中野に住んでいた頃、なぜか近所のレンタル屋に「ラ・ジュテ」のVHSがあって、朕はそれをたびたび借りて観ていた。観ていたというより、「ラ・ジュテ」のノスタルジックかつ夢魔的な世界をぼーっとながめているのが好きだった。

「退嬰」 ── 入れ子という神話的な自己完結性を肯定する物語はもとより、あまのじゃくな表現手法も含めて、「退嬰」こそ「ラ・ジュテ」のメイン・テーマかもしれない。
毎晩ダラダラとアルコールを飲み続けてすでに30余年。「退嬰」あっての朕ざます。

ラ・ジュテ


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あきらめる映画 「インディアン・ランナー」

「インディアン・ランナー」(1991)は、ショーン・ペンの第1回監督作品。

朕は音楽や映画を愛している。
しかし、それ以上に、「孤独」「虚無」「荒涼」「倦怠」、そして、「苦しい」「さびしい」「せつない」「やるせない」といった――






やがてタナトスを 《癒し》として志向する心象、それ自体を愛している。






―― だから、この荒涼とした映画を、そして、ジェファーソン・エアプレインの流れるこのさびしいシークエンスを愛している。


「Coming Back To Me 」 ジェファーソン・エアプレイン


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2017-04

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朕

Author:朕
アザブジュバ~ン。朕ざます。
朕は、麻呂や主のようなものざます。
東京都在住。朕&ドーター&ボーイ。3人暮らしの朕ざます。

 

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